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読書
まだまだ修行が足りません
研究
これ!という本を挙げるとなると学生時代に読んだ本が多くなりますね.孝橋正一先生の本は仲間で読書会をした覚えがあります.とにかく難解で,一人では読み切れませんでした.ただ初めて手にした『新・社会事業概論』(1977)は入門書でわかりやすく,むさぼるように読みました.また,生活実態調査に参加したときの必読書が大牟羅良(1958)『ものいわぬ農民』でした.日常語でくらしの実態を語るという大切さを学びました.卒論でお世話になったのが『朝日訴訟運動史』(1971)で,分厚い本書を大きなカバンの底に入れて通学していました.三塚武男(1997)『生活問題と地域福祉』は,平易な言葉で書かれている部分が多いですが読むたびに発見があります.また,自分の研究スタイルを問い直させられます.本多勝一の一連の著作からは,「する側」と「される側」の権力関係について学びました.
一般書
中島義道さんのエッセイは世の中の「当たり前」に対する批判に満ちていてよく読んでいます.中島さんとは全く正反対(?)と書くと叱られそうですが,松浦弥太郎さんのエッセイもいいですね.星野源さんのエッセイも好きですが,ご本人が大モテで作風とイメージにギャップが出てるのが苦しいかな.あと時々現実逃避で「仕事術」モノを買ってしまいます.最近は近現代史の本も好きで息抜きに読んでいます.
小説
子どもの時から小説が好きです.小学生の時は椋鳩十や戸川幸夫の動物モノをよく読んでいました.その後北杜夫,内田百閒,安部公房,原田宗典,西村賢太などに親しんできました.こうやってみると,マンボウ先生以外はちょっと気難しそうな人が多いですね.
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